早期アクセスにした理由

“ドント・ゲット・ゴットは社内で実施したゲーム開発セッションでプロトタイプが出来たのですが、それがすごく楽しくて、みんなでずっとプレイしていました。そこで「これならきっと他の人にも楽しんでもらえる」と思ったんです。楽しいものを独占するはよくないですしね。早期アクセスの目的は、このゲームの真のポテンシャルとあるべき方向性、あるいは限界をコミュニティの皆さんと共に探っていくことです。ドント・ゲット・ゴットには確かな魅力があります。その魅力を見つけ出し、伸ばしていくにはプレイヤーの皆さんが最も適任なのです。”

大体どのくらいの期間このゲームを早期アクセスにする予定ですか？

“早期アクセスの期間はおよそ1年を想定しています。ゲームをリリースするのはこれが初めてではないので、プロダクション面では問題ないと考えています。一方で、早期アクセスではゲームに実装するコンテンツや機能の取捨選択が行われ、製品版の規模感が決まるので、最終的にはこれらの要素によって早期アクセスの期間は前後すると思います。”

早期アクセスバージョンと計画されているフルバージョンの違いは？

“率直に言ってしまうと「早期アクセス版とリリース版でどのような違いが生まれるか」を見つけることこそが、早期アクセスの目的です。もちろんマップやキャラクター、敵の種類、アイテムなどのコンテンツが増えるのは間違いないでしょう。しかし、どの部分を優先して伸ばすべきかは今後数か月の間にプレイヤーの皆さんから送られてくるフィードバックによって変わってきますし、場合によってはまったく新しいゲームモードを追加したり、あるいはゲームプレイの設計をやり直したりする可能性さえあります。早期アクセスは根本的に異なるアイデアを試す期間であると考えているので、試験的に導入してみたものの、製品版では実装されないようなものも出てくると思います。”

早期アクセスバージョンの現状はどうなっていますか？

“ドント・ゲット・ゴットはソロでもプレイできますし、オンラインでは最大8人まで一緒にプレイできます。早期アクセス開始時はマップ、ゲームモード、キャラクター、敵の種類はいずれも1つです。社内テストの結果に基づけば、ほとんどのPCで問題なく動作するはずです。”

早期アクセス期間中と期間後ではゲームの価格は変わりますか？

“はい。早期アクセス版は最終的に形になるゲームの骨組みとなるもので、すでに十分楽しめるものになっていますが、厳密に言えばプロトタイプではあるので、今の価格はそれを大いに考慮して低めに設定しています。製品版の価格に関しては、これもプレイヤーの皆さんとコミュニケーションをとりながら考えたい部分ですが、最終的なゲームの規模がどの程度のものになるかがもっとはっきりしてくれば、具体的な数字を出せると思います。”

コミュニティは開発プロセスにどのように関わることができますか？

“プレイヤーの皆さんが実際に集まる場所に後から私たちが合わせられるように、まずは小規模に動こうと考えています。最初にコミュニケーションの場として想定しているのはSteamのコミュニティ掲示板、X/Blueskyの公式アカウント、Discordです。最終的にはフィードバックを投稿し、開発に影響を与えられるような場をひとつ見つけ出すことが目標ですが、それまではどんな場所もモニターしていくつもりです。Steamでは定期的にアップデート情報を投稿する予定ですし、X/Blueskyでは私たちに直接話しかけてきて欲しいです。もしもコミュニティサイトを運営している方がいたら、私たちも協力したいのでぜひお知らせください。

早期アクセスの2週間後には最初のロードマップを投稿し、3週目には最初のコンテンツアップデートを実施予定です。ロードマップとコンテンツアップデートが来れば、今後の方向性がより明確に見えてくると思います。”