本作は明末期のサバイバルをテーマとしたテキストアドベンチャーゲームです――プレイヤーは「獅駝国」に迷い込んだとある書生となり、妖怪たちが虐殺の限りを尽くす十日間を生き延びなければなりません。またその間に記憶を取り戻し、とある揚州の妓女の死の謎を解き明かす必要があります。
スクリーンショット #1
スクリーンショット #2
スクリーンショット #3
スクリーンショット #4
スクリーンショット #5
スクリーンショット #6
スクリーンショット #7
スクリーンショット #8
スクリーンショット #9
スクリーンショット #10

このアイテムをウィッシュリストへの追加、フォロー、スルーとチェックするには、サインインしてください。

このゲームはまだSteam上でリリースされていません。

リリース予定日: 発表予定

興味がありますか?
ウィッシュリストに追加すると、リリースの通知が届きます。
ウィッシュリストに追加
 

このゲームについて

物語の背景

明末期の崇禎十五年(1642年)。書生の方 知宥(ほう ちゆう)は、幼馴染であり揚州の名妓だった蘇 怜煙(そ れいえん)が川に身を投げ、自殺したことを機に正気と記憶を失い、人が獣に見えるようになってしまったため、酒浸りの日々を送っていた。

それから三年後、知宥は酔った拍子に自分が書いた作品の舞台である妖怪の世界『獅駝国』へと迷い込んでしまう。そこで見たものは、妖怪の兵が町を襲い、略奪に殺人、強姦に放火とやりたい放題する光景であった。生きる気力を無くしていた知宥であったが、怜煙そっくりの少女「小雁(シャオエン)」と出会ったことで生きる意志が芽生え、妖魔による虐殺が終わる最後の日まで共に耐え忍ぶことを望むようになる。

逃走の過程で、彼の記憶のかけらがぽつりぽつりと浮かび上がり、理性と狂気が交錯する中、真実が姿を現す――そして、逃げられない結末を直視することになる……

本作の特徴

  • 『飢えた子羊』の制作陣による続編――100万本販売を記録したビジュアルノベル『飢えた子羊』チームによる新たなアドベンチャーゲーム。前作の世界観を引き継ぎつつ、より壮大なストーリーに。前作をプレイしていなくても楽しめる、独立した物語体験。

  • 「乱世に生きる」×「歴史と幻想の交錯」――「揚州大虐殺」をベースに、史実と妖怪の幻想が入り混じる激動の明末期の物語。

  • 二つの章による長編ストーリー――過去と現在の視点が絡み合うシナリオ、原文40万文字を越える重複のないテキスト、複数のメインエンディングに加え、数十もの死亡エンド、選択ひとつで決まる生死。

  • トップクラスの2D中国風アートワーク――リアルな厚塗りスタイル、丹念に考証された明清時代の建物や服装、歴史感と残酷な美しさの復元。

  • 映画クラスの音響とオリジナルBGM――中日における著名な声優による情緒あふれる演出、全編フルボイス、緊張感あふれるオリジナルミュージックにより、映画クラスの聴覚体験を実現。

  • 前作のイースターエッグ――本作はメインストーリーから独立した「良穂」の章があり、飢えた子羊のエンディング後と、泣き叫ぶ雁のエンディング後の時間軸の物語が描かれています。

登場人物

方 知宥はプレイヤーが演じるキャラクターです。九歳の時に両親を事故で亡くし、揚州の塩商人である叔父に養子として引き取られた。

若くして科挙の秀才科に合格し、その後は家を出て単身で暮らしていたが、科挙を捨て、書で身を立てることを志す。

そして『水滸伝』を元に『金瓶梅』を書いた「蘭陵笑笑生」に倣い、『西遊記』を元に『獅駝国』を書こうとするのだった。

しかし後に愛する人の突然の死によって筆を折らざるを得なくなり、記憶喪失や獣視病を患ったことにより、三年に渡って心を病むこととなった。

そして乙酉の年の四月二十五日、彼は深酒によって、自分が書いた『獅駝国』の世界へと迷い込んでしまう。

 

広陵二十四橋は江南地方にある、秦淮河畔に匹敵する花街として知られている。

蘇 怜煙はこの地で最高の遊郭「凌煙閣」の顔ともいえる花魁である。詩や絵を描くことを好み、古琴や琵琶の芸に秀でた妓女だった。

「清倌(せいかん)」と呼ばれる立場である彼女は夜伽もせず身も売らず、ただ酒に付き合い華に芸を出すのみであるが、それでも世の賓客たちにとっては雲の上の存在で、客足が途絶えることはなかった。

崇禎十五年のとある晩、彼女は突如として二十四橋から川に身を投げ自尽した。そのことが知宥の心の傷となっている。

 

小雁は方 知宥が『獅駝国』に迷い込んでから出会った少女である。

彼女は知宥の記憶の中の名妓・蘇 怜煙の子供時代とそっくりな見た目をしているが、その性格は怜煙とは正反対である。

記憶の中の幼き怜煙は毅然とした強い少女で、男である知宥よりも勇敢であった。

しかし出会った小雁は内気でおどおどしており、彼の保護を必要としているように見える。

林 翩翩(りん へんへん)は貧しい家庭に生まれた。彼女は崇禎十三年(1639年)時点では二十四橋の花街の流れの妓女だった。

運命の巡り合わせで知宥と出会うこととなったが、怜煙の死後は徐々に疎遠になっていった。その飛び抜けた美貌によって後の数年で人気を博し、乙酉の年(1645年)の妖魔の軍による城の陥落時には二十四橋で随一の「紅倌(こうかん)」にまで昇りつめた。 

妖怪の群れが獅駝国で大虐殺を行っていた頃、瓊花の簪を差した将軍の夫人は二十四橋の一角にある避難所で、義父である「汪(王)将軍」の名において、虐殺の被害を受けないよう町中の難民たちを救って回った。

彼女に救われた者たちは皆、「王夫人」の名も忘れ、彼女の本当の名も知らぬ。しかし「瓊花夫人」という名だけは確かに知っている。

 

獅駝国の虐殺を命じた張本人であり、獅駝嶺三妖王の一人。読み難い性格に加えて予想のつかないその行動によって、優れた手柄を立てている。

一大王は暴虐で戦に長けた青獅子、二大王は狡猾で謀に長けた白象、仏道を修練している釈迦如来は三大王である彼の甥である。

方知宥よりいくつか年輩の友人。二人は同じ年に秀才科に合格した。かつては知宥を連れ、たびたび二十四橋へと遊びに出かけた仲だったが、結婚して子が生まれたのを機に、ぱったりと遊び癖も鳴りを潜めた。

獅駝国の虐殺が行われている際、彼とその家族も難を逃れようと足掻いている最中であった。

獅駝国の民が虐殺された期間、城内で人々を救う一人の侠士がいた。彼は人を救うたびに記録を残しており、それは「借りを返す」ためだと言われている。

侠士「良」がよく口にする不思議な女性は、虐殺の時には城内にはいなかった。

 

システム要件

    最低:
    • OS *: Windows 7, Windows 8.1
    • プロセッサー: Intel Core i3 2.00 GHz 或 AMD A10
    • メモリー: 2 GB RAM
    • グラフィック: Intel® HD Graphics 3000
    • DirectX: Version 11
    • ストレージ: 4 GB の空き容量
    推奨:
    • OS: Windows 10
    • プロセッサー: Intel Core i3 2.00 GHz 或 AMD A10
    • メモリー: 4 GB RAM
    • グラフィック: Intel® HD Graphics 3000
    • DirectX: Version 11
    • ストレージ: 8 GB の空き容量
* 2024年1月1日(PT)以降、SteamクライアントはWindows 10以降のバージョンのみをサポートします。
この製品のレビューはありません

この製品の自分のレビューを書いて、コミュニティとあなたの経験を共有してみましょう。このページの購入ボタンの上のエリアを使用して、レビューを書きましょう。