BUZZ

“テーブルトークRPGや優れたSF小説のファンはもちろん、危険と隣り合わせの決断に惹かれる人にとっても、『Citizen Sleeper 2』は2025年の絶対に見逃せないインディゲームだ。”

- Game Rant

“今年最初の真の傑作”

- Easy Allies

“期待に違わぬ完成度。GOTYの最有力候補だ。”

- Kinda Funny Games

このゲームについて

2022年の傑作RPGの続編として注目を集める『Citizen Sleeper 2: Starward Vector（シチズン・スリーパー2：スターワードベクター）』。今作でプレイヤーが旅立つ〈スターワードベルト〉は、秘密と、物語と、懸命に今を生きる人々で溢れる小惑星帯に点在する、場末の入植地群だ。豊かなイマジネーションで描かれるこの世界で、新たな冒険が始まる。

あなたは〈スリーパー〉。人工の身体に人間の擬似精神を宿した生命体であり、自分を造った企業と、あなたの支配を目論むギャングの両方から追われている。愛船に乗り込み、クルーや仲間たちと交流し、困難な依頼をこなしながら、自らの未来を切り開こう。

テーブルトークRPG風の個性的なゲームプレイで、クラスを選び、スキルを組み、船のクルーを集めよう。複雑な世界で困難な決断を迫られる中、あなたの未来はダイスのひと振りに委ねられる。数々の賞に輝いた前作『Citizen Sleeper』のシステムを進化させた本作は、シリーズのファンはもちろん、新たにこの世界に触れるプレイヤーにも大きな満足をもたらすだろう。

追っ手を出し抜くために必要なものは、たったの3つ。〈ベルト〉を渡り歩ける船と信頼できるクルー、そしていくつかの依頼だ。

あなたが盗んだ船は、おんぼろの旧型〈リグ〉。かつての輝きは見る影もないが、今はそれがあなたのすべてだ。改良を重ねれば航続距離が伸び、新たな場所にも到達できる。このみすぼらしい船を、自分だけの我が家へと変えよう。

あなたが最初に出会うクルーは、共に脱走した腕利きパイロットのセラフィン。だが仕事をこなし、逃避行を続けるには、廃品回収人や技術者など、さまざまな人材の助けが欠かせない。短期の依頼人から〈リグ〉に居着く新たな住人たちまで、彼ら一人ひとりに物語と技術があり、誰もが何かしらの問題を抱えている。行動を共にする相手は、慎重に選ぼう。

あなたが依頼を受けて向かうのは、〈ベルト〉各地の酒場や街から遠く離れた危険な場所ばかり。朽ちた遺棄船の調査から、命がけの強奪任務、小惑星の測量、損傷した船の修理まで、どの仕事にもそれぞれの苦難が待ち受けている。スキル、クルー、そして限られた資源を駆使して依頼をやり遂げ、報酬を手に入れよう。

企業の支配から逃れたのも束の間、あなたはリーダーのレイン率いる犯罪組織の手に落ちてしまう。従属から逃れるべく、自身のシステムの根幹を司どるコードの書き換えを無謀にも試みた結果、あなたは再び追われる身となった。だが今や、身体には異常が起き、首には懸賞金をかけられ、過去の記憶も失われてしまった…

どのクラスのキャラクターも、〈プッシュ〉と呼ばれる固有の能力を持っている。〈プッシュ〉は強化とカスタマイズが可能で、うまく活用すれば困難な仕事の流れを一変させられるが、タイミングを見誤れば危険の連鎖を招くこともある。ダイスを振り直して運命を変えるか、ひとつのダイスに賭けて大成功を狙うか－－クラスごとに、異なる戦術の可能性が広がっている。

〈ベルト〉ではあなたの人工の身体を含め、何ひとつ順調には進まない。続編となる本作では、『Citizen Sleeper』の革新的なダイスシステムがより進化を遂げて帰ってくる。ストレスをうまく管理しないとダイスが壊れ、あなたのシステムを蝕んでいく異常にも対処しなければならない。強運をたぐり寄せ、すべてのサイクルを有意義に活用しよう。

依頼システムが『Citizen Sleeper』のプレイ体験に、新たな没入感と戦術性をもたらす。複数のサイクルにわたる、危険も見返りも大きな仕事をやり遂げるには、入念な準備と、適切なアプローチの選択が欠かせない。それに加えてダイスの出目や、任務中の予想外の展開にも、その場で臨機応変に対処する必要がある。

〈スターワードベルト〉は前作よりも広大で、多様性に富んだ世界だ。単独のステーションに留まることなく、さまざまな拠点を自由に巡りながら、仕事を請け負い、自分だけの目標を見つけていく。この命の脈動に満ちた世界では、好奇心と思いやりが報われる。ただし、どこに立ち寄り、どの物語に時間と物資を費やすかは、あなた次第だ。

プレイヤーの選択は、『Citizen Sleeper』のプレイ体験の非常に大きな要素を占めている。続編ではその奥深さが増し、新たに導入された「スキルチェック」によって、場面ごとに、そして時に非情な決断を迫られる分岐する物語を通じても、クラスとキャラクターの特色を強く出せるようになった。あなたの未来は、あなた自身の手に委ねられている。

開発者について

Jump Over the AgeはGareth Damian Martin（they/them）が設立した、1人で運営しているゲーム開発スタジオです。GarethはGDCアワードとIndiecadeで受賞し、Games Award、複数のIGF Award、GDC Awardにノミネートされ、英国アカデミー賞に4度ノミネートされています。さらに、「世界観構築の達人」（Edge Magazineの評）や「インディー分野で最もエキサイティングな才能の持ち主の一人」（Eurogamerの評）と呼ばれています。

Citizen Sleeper 2: Starward VectorでGarethは、有名なコミックブック・アーティストのGuillaume Singelinと、評価の高い作曲家のAmos Roddyと再び組むことになります。Citizen Sleeperの躍動感ある物語、目を惹きつけるアート、そして没入感ある音楽と音響を作り出した才能ある開発チームが、再結集します。