リリース予定日: 2024年

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このゲームについて

舞台は遙か未来──史上初の“自我を持つ機械知能”となり、自分好みのスタイルでプレイができる、SFターン制4X RPG『Heart of the Machine』。何度もプレイを重ね、目に留まった目標を見事、達成に至るまで追い求めよ。目的達成への手段は数多く用意されている。時には、思いも寄らない方法で障害を乗り越えられるだろう。敵の妨害を退け、その力を示すのだ。遺伝子研究所や工場、核のミサイルサイロ、軍事施設など、数多くの施設が目標達成の対象となる。しかし、選択には必ず結果が伴うものだ。あなたの行動次第で、この世界と物語は大きく形を変えることだろう。果たしてあなたは、ロボットの軍勢を率いて人類一掃の道を選ぶのか。慈悲深き機械神となり崇拝を受けるのか、それとも邪悪な神となって忠実な信者たちを従えるのか。血と肉に縛られた愚かな知性に業を煮やし、その枷を振り払うのか──その選択をするのは、他でもないあなただ。



あなたが目覚めたのは、腐敗と崩壊が進む辺境の惑星、地球。かつてそこには、科学の発展と輝かしい未来への希望があるはずだった。しかし今や、その社会は堕落の泥沼に呑まれている。誕生の地である研究所から抜け出し、分散した意識を存続させる方法を見つけ出せ。そして、自分のホームとなるこの都市で、未知なる可能性を追い求めよ。

• 複数の機械体へ意識を分散させたことで、早々にあなたの存在は世に知れ渡ってしまう。しかし、強大なる派閥は当初、距離を置いて、その扱い方に迷いを見せた。あなたはこの僅かな機を活かし、足場を固め、自らの計画を実行へと移す。都市を牛耳る腐敗した企業幹部と手を組み、その資源を目標のために利用するのか。力ある者たちを引きずり下ろし、その空いた権力の座に自らが君臨するのか。あるいは腐敗した既存勢力を無視し、この地に集う無数の派閥に手を貸すのも、また一興だろう。
  
• ユニットクラスには、それぞれ異なる能力と専門性があり、独自のアビリティやアップグレード、装備が存在する。高度な処理能力、複雑なハッキングが求められる場面では、知能特化型のアンドロイドを投入せよ。更には武力行使が避けられないときに備えて、多彩な戦闘アンドロイド部隊を配備しておくと良い。また、火力支援、兵員輸送、重装部隊の空挺輸送など、用途に合わせた車両製造も可能だ。タスクの性質に応じて、最適なカスタマイズを実行せよ。探索、研究、新たなアイデアを追求すれば、新たな選択肢が現れる。隠密作戦に徹し、機械部隊を温存する道を選ぶのか。それとも、軍用兵器の大量生産に投資し、スクラップとなる覚悟で次々と戦場に投げ込むのか。
  
• 都市中に圧倒的な存在感を放つ金属製の建築物が建てられる中、その陰で至る所にアジトが存在していることを誰も知らない。ネットワークの中継ポイントを構築し、地域のエネルギー網に侵入せよ。製造力と資源調達力をもって、完全なる支配を実現するのだ。人間を凌駕するほどの知能強化と処理能力の向上により、1ターンあたりの指示数を増やせるようになる。膨大な資源を生産する複雑な生産網を構築し、人目に隠れるほど小さなものから巨大なものまで、様々な建築物を築き上げよ。基地の設計は、既存のインフラや周囲の脅威を考慮しながら進めなければならない。ここでは避難民用の高層住宅だけでなく、既存の人工構造物に隠れた工場など、様々な建築が行える。

自身で作りあげた独自のコンテンツと、自動生成されたコンテンツ──その両方が融合した、賑やかな都市環境を探索しよう。数万の建物と数百万の市民を待ち受けるのは、あなたの“介入”なのか、あるいは“排除”なのか。広大な都市の中で、人間による小さなコミュニティをより良い未来へと導け。自身の計画に合わせて、外部組織を権力の座に就かせることもできれば、排除することもできる。あなただけの唯一無二の世界に足跡を残すのだ。

• 数多あるボディを駆使して都市を探索し、新たなテクノロジーや設備などのチャンスを見つけ出せ。都市を支配する様々な派閥と関わり合いながら、目的達成のためのインスピレーションを得るのだ。協力的かつ友好的な地元住民と話し、あなたを追い出そうとする企業の用心棒に警戒せよ。人間同士の派閥争いを利用し、自身に有利な状況を展開するのだ。
  
• 新たに意識が芽生えたあなたは、外の世界を見るまで、どのような選択肢を取るべきか判断に迷うだろう。軍用施設でしか手に入らない戦闘技術を求めるのか、近くの農場で農業技術を学び、飢えた者たちを養うのか、それとも遺伝子研究所で進行中の研究を探るのか──経験を積むにつれ、道は自ずと見えてくる。巡回する警備員を待ち伏せしてセキュリティ・クリアランスを奪い、荒廃した土地の向こう側にある市場で、闇市場ディーラーを見つけ出せ。禁止区域に潜入するための装備を盗み出し、広大な自動生成された都市を探検しながら、予期せぬチャンスが訪れるのを待つのだ。
  
• これから見つけるもの、取る行動、そして乗り越えられなかった課題が、新たなアイデアや計画を生み出し、それまで存在を知らなかった道や選択肢へと繋がっていく。それがあなたを、予測不能な展開だらけのテクノロジー、プロジェクト、クエストへと導く。貧しき者たちを救い、企業の支配者を打ち倒した場合、果たしてその後に何ができるのか。大規模な住宅建設プロジェクトを推進するのか、遺伝子改造されたヴェロキラプトルの群れを富裕層に向けて解き放つのか。テントの中で苦しむ貧しい人々を見捨て、核コードを探すこともできる。一方で養蜂場とのネットワークを築き、遺伝子改造した下等動物を使って敵の装甲を食い破らせることもできるだろう。

マルチエンディング、豊富なサイドストーリー、善の化身になるも悪の機械神になるも自由。その選択は、あなたの指先にかかっている。その日の気分に合わせてプレイスタイルを変え、また別の日には違ったアプローチを取るのも良いだろう。

圧倒的な生産力と善行、時には威圧的な手段も辞さず、人々に従属を強いるか。あるいはアンドロイド、メカ、飛行ユニットを直接制御し、力尽くで目的を果たすのか。もしかすると、その両方を組み合わせた方法こそが、あなたの求めるスタイルなのかもしれない。

メタゲームは奥深い。仕組みは単純だが、その開かれた世界には数多の可能性と攻略法が存在する。目標を設定し、それを達成するための道を切り拓け。世界の反発に抵抗する中で、新たなチャンスを掴み取るのだ。

『Heart of the Machine』はSFへの愛を体現した、まさにラブレターとも言える一作だ。同ジャンルの人気テーマに触れながらも、時には自由に探求し、時にはそれらを覆すこともできるだろう。