【難易度 6 】「もう１つのペルソナ５」であり、正確には続編ではないため、「ペルソナ５ロイヤル」がSTEAMで販売されていないのが、酷く惜しまれる。「５R」がイザナギの世界【罪】で、本作はイザナミの世界【罰】。認知訶学という名の虚構の物語を楽しもう。最近のアクション系作品のため、入手前のPC環境チェックは念入りに。

【難易度 3 】STEAM未販売の「３」と、本作「１」の世界観が繋がり、辻褄が合った良作。「地方と中央権力」「人間と魔物」「支配と従属」等、様々な二分岐の結末を見届けるのが楽しいシナリオ重視ファンタジー作品。リトライ要素が豊富なので、SLGとしてはかなり簡易。

【難易度 10 】「音の妖精三部作」の第一章。見せかけのエンタメと考察要素豊富な真相面を併せ持つ、量子力学シナリオの二面性という「定番化」に一早く辿り着いた作品。真実なんて実際には面白くもないし残酷なだけだが、奇跡を願うことは誰にでも許される。その儚さを愛でよう。

【難易度 7 】「光と闇の物語」２人の鳳凰院凶真。今作が無ければ、CHAOS;HEADとCHAOS;CHILD２作品も存在しなかった。一作目の伏線回収もされており、戦慄させられることが多い良作。エル・プサイ・コング・ルウ。今となっては不気味で仕方ない。

【難易度 2 】戦闘は緩いが、移動アクション難度が高い古典的メトロイドヴァニア。トゥルーエンドルートの設定考察余地大。主人公は、名付け親に感謝すべき。

【難易度 8 】全てのKEY作品が始まった場所であり、未来へと続くサンドボックス。夏休み期間を対象としたゲームのため、過去作「AIR」っぽいと言われがちだがその実、シナリオ趣旨的にはほぼ「CLANNAD」。STEAMでも販売されているため、読解希望ならそちらのプレイも必要。

【難易度 1 】バタフライエフェクトという現象を、きちんと物理学視点から説明できている点が好ましい、小学生向けの教科書的作品。日本語対応が完璧なので、安心して楽しめる。

【難易度 4 】寸評「トライアンソロジー２」。むしろ、「トライアンソロジー」と連続して、プレイしてほしいビジュアルノベルなのだが、STEAMでは販売しておらず、惜しいところ。

【難易度 2 】ダブルミーニング作品。かなりヒロインが酷いことやってるギャルゲー。後作「喫茶ステラと死神の蝶」で安定するものの、今作時点ではメーカー自体も実験レベルで着手しているため、とても癖が強いシナリオ。好みが分かれそうなため、メーカーファン向けの作品と言える。

【難易度 8 】パラダイムシフトを大いに楽しむ作品。自分の常識を疑う、俯瞰的に見れる柔軟さがあれば、楽しめる要素は大きくなるだろうビジュアルノベル。竜騎士作品は基本全作繋がっているため、他作品の考察転用も可能。