手に持ったﾌｨｷﾞｬｰでﾌﾞﾝﾄﾞﾄﾞしつつ遊ぶ、弾幕STGでかつVR-FPS。 喰らい判定を持った自機がプレイヤーの右手にあるため、現実での動きがそのままゲームに反映されるVRゲーにも関わらず、大げさに体幹ごと揺さぶって回避しなくても良い点が秀逸。 また、敵弾の量は多いがゆっくり飛来するという弾幕STGの特徴も、やってみると実にVR向きなのがよくわかる。 面白い。素直にオススメできる。

WW2を舞台にしたシングルキャンペーン主体のVR-FPS。たった一輌きりのM4シャーマン戦車に乗ったり降りたりしつつドイツ兵をなぎ倒す。 The Longest RoadとTank Commanderの2種類のシナリオがあり、それぞれ6～7個のステージで構成されている。TLRは砲手(兼装填手)と随伴歩兵を兼務。TCはそれらに加えてさらに操縦手も兼務することになり、戦車を自由に移動させられる。

レトロフューチャーなメカが侵食した洋館を探索するVR-ADV。ゲームが提供する娯楽の比率としてはパズルと物語が4:6か3:7だと思うが、残念ながら字幕表示機能はなく、英語音声を聞き取れないとまったく享受できない上に、パズルはすこぶる詰まらない。

なにかしらの事故があったらしく不具合だらけの施設の中、ただ一人生き残った主人公が設備を騙し騙し稼働させて文明圏への帰還を目指すよくある設定のVR-ADVゲー。手順が分かっていれば10分以内にクリア可能。おかげでセーブ機能すらなく、充分なコンテンツの量を確保できなかったので、見切りを付けて不完全版でリリースしたのではという印象。

圧倒的な物量に蹂躙される、Wave制の定点防御なVRスコアタ対空砲ゲー。飛来する大量のドイツ軍機相手に両手の対空砲で孤軍奮闘して、押し切られて死ぬまでのスコアを競う。3種ある対空砲はどれも近接信管付きで狙いが雑でもバリバリ当たるが、エグい量が来るので結局死ぬ。値段分は遊べる。

中身もチープなVR-FPS。笑えない面白くないタイプのクソゲー。買っちゃダメ。

協商国/中央同盟いずれかの陣営のパイロットになり機体とミッションを選んで出撃したら、何も考えずにおおらかな時代の飛行機乗り気分を楽しめる、機銃だけで戦うVR-WW1空戦ゲー。何かしらの話が進むキャンペーンモードがなく、経験値や小銭稼ぎ用に何度でも再プレイ可能なサイドミッションだけを延々やってる感じなので、オフラインでBOT相手にやってるとあんまり盛り上がりはない。オンラインマルチ可。

ブルガリア共産党政府がTNTで山頂を吹き飛ばし無理矢理平地を作ってまで建設したが、落成からわずか10年で共産主義の崩壊とともに保守管理を行う予算が捻出できなくなり、かといって解体撤去する意義も予算もないまま放置されている「Buzludzha（ブズルヂャ）記念館」の内外を歩き回れる、ゲームではなく体験型のVRソフト。当然、ゲーム性は皆無。

繋がりを切って大量消しができない、VR自力投擲型パズルボブル。レールを転がってくる色玉を引っ掴んで正面の盤にジェスチャー入力で投げ入れる。同色を3個以上隣接させると反応が起こって消える。色玉を床や盤外に落とすと1ミス。5ミス以内で反応回数のノルマを満たせばクリア。シンプルだけど、だからこそなのか面白い。

巨大ロボ云々は添え物に過ぎない、ビジュアルノベルならぬVRノベルゲー。でっかいロボに乗って巨大怪獣と戦うのを期待すると肩透かしがひどい。ゲームはアドベンチャーパートとマシンアクションパートに別れていると言うが、どっちもADVパート。ジャンルはやや詐称気味。初見プレイ、2周目以降はスキップ機能を多用しつつも、尻切れトンボなバッドエンド含めエンディングを4個見るまでで約10時間半。