NAND素子ひとつから論理回路を組み上げ、最終的にCPUを作るシミュレーター的なパズル作品。意外と論理回路を直球で扱う作品は珍しい。CPUを作って終わりではなく、実際にアセンブリ言語で動かすところまで取り扱われている。

2021年発売予定で現在Demo版配布中。有限オートマトンを題材としたプログラミングゲームで、入力信号を判断して状態を分岐させて目的の出力を得るゲーム。架空の近世、スチームパンクな世界観で職人として機械人形たちのセットアップをしよう。

2021年冬発売予定で、現在Demo版が公開されている。信号を変換する機材をケーブルで繋いで、入力信号から目的の出力信号を得るゲーム。10問の設問が用意されているDemo版を触ったが感触は上々で、製品版にも期待が持てそうだ。

単機能な機構を組み合わせてセルを目的地まで動かすパズル。前作からグリッドが四角から六角に変わっている。前作から期待できる通りしっかりした難易度で、頭を悩ませる問題が用意されている。スマホ版は2018年夏にリリース済み。

単機能な機構を組み合わせてスタートからゴールまで白丸を動かすパズルゲーム。機構そのものを動かすこともでき、トレイラーで見るより複雑な動きを要求される。無限の解の中から最適化を目指すタイプではないが、問題の質が良く、簡単すぎず難しすぎない適度な解き応えを味わえる。完成したときのギミカルな動きが魅力的。スマホ版あり。

[プレイ途中] Zachtronics系のプログラミングパズル。SHENZHEN I/Oなんかに近い。普通のプログラムに見えて、変数ではなく個数と型が制限されたレジスタを扱うほか、一行に1つしか演算ができないなどの制約がある。厳つい見た目だが、その他の制約は少なめで意外ととっつきやすい。問題内容とあわせて、DOSマシン時代のプログラミングの原体験を思い出させるような内容だ。

[プレイ途中] パターンマッチと状態管理でスネークゲームを自動化するゲーム。簡素な作りに見えてプログラミングの本質的な部分を突いている。状態遷移をしっかり頭に描けると完全な思考を作れそうだ。デモ版もあり、価格改定で買いやすくなった。

地面に矢印を置いて、ギミックを解きながらペンギンをゴールまで導くパズルゲーム。矢印には、一度踏んだら消えるもの、踏むたびに時計回りに回転するもの、反時計回りに回転するもの、などがある。シンプルなルール簡素なUIだが、終盤問題は頭を使うもので、値段次第では十分楽しめる内容。難易度はほどほど。

難解プログラミング言語Befunge・Trefungeを題材にしたプログラミングゲーム。4×7という2次元の領域に命令を配置し処理方向を制御するのが特徴。記憶領域がスタックであることも重要。裏ステージだとこれが多層化し3次元に移動できるようになる。リーダーボードも用意されており、最適化が熱い。