「GTA: Chinatown Wars + Dukes of Hazzard + ex-TimeSplitters developers = American Fugitive」とか書いてあるけどチャイナタウンウォーズはめっちゃやったな、当時は他に遊ぶゲームなかったんだよな。ああいう見下ろし視点のサンドボックス好きな人には刺さりそうである。

あまりに題材が重そうすぎるためちょっと覚悟しないと遊べない類のゲームだとおもうし、今月発売のゲームの中では特に（ゲームライター的な）「語り」を誘発しそうなゲームで、普段は息を潜めている（見つかると殺されるので）ゼロ年代批評の残党が急に元気を取り戻して饒舌になりそう。なぜオレはこんなに意地悪な物言いをするのだろうか。

ヘビみたいにすっげー長いバスを運転して街中を暴れまわるゲームだ。なんだそれ。動画が強烈なので見て欲しい。いろいろ謎いが、最大の謎はなぜこれが電車じゃなくてバスなのかという点だと思う。

街を作って冒険者を派遣する的な感じなんかな、ひところこういうゲーム沢山あったよな。ちょっとシミュレーションとRPGの中間みたいなやつ。代表的なんだと「俺に働けって言われても」シリーズだろうか。ドット絵の描き込みがヤバイが、ちょっと異常なバランスのゲームを作ることでおなじみのLazy Bearの新作なので一筋縄ではいかないことだけは確かだ。

グラフィックがキレイな宇宙4X。画面を見る感じ結構はっきりとCivに寄せてきてる感じなのでCivファンならそこそこ遊べそうである。クールな方向に全振りしたEndless Spaceシリーズと異なり、ちょっとSci-Fiっぽいケレン味がデザインに残ってるところが素敵だ。

今月発売かどうかわからんが上半期発売と書いてある。ちょっとLITTLE NIGHTMARESとかそれ系を彷彿とさせる感じだけど、まあ色調からもティム・バートンフォロワーなのかなと推察される。重力方向が変化する感じが売りっぽい。

みんな大好き水槽ゲーの最新作だ。水槽ゲーはゲームの歴史上要所要所にあらわれており、個人的には文脈上すごく重要なジャンルであると思う。AQUAZONEはもちろんのこと、個人的にはMACのうにを育成する「うに」が印象に残っている。（たまごっちなどに続く）放置系シミュレーションの源流だと思うし、いまここで水槽ゲーの新作が遊べるのは非常に喜ばしい。

おそらく一人称視点のパズルアドベンチャー。宇宙っぽいパズルアドベンチャーって昔っから洋ゲーに多いんで人気ジャンルなんだろうか。ノーマンズスカイっぽいアートスタイルもかっこいい。The Talos Principleんときも思ったけど、ちょっと3DOっぽいセンスじゃない？　Halo初代やってるときも「これドラゴンタイクーンエッジみたいじゃん！」って思ってたなオレ。

おそらくトレイラー見ただけでADVファン的にはビンビンきてるんじゃないだろうか。個人的にもLayers2にひけをとらないぐらいの期待作だ。なんせビジュアルが良いし、ちょっとシベリアを連想させる感じで好みだ。ところでみんな知らない間にSteamのシベリアには日本語が搭載されているので、やったことない人はやってみるといい。今やるとクソ古臭いだろうけど、その古臭さがいいんだよなアレは。

今月最大の期待作と言ってしまっていいだろう。プロジェクトメリエスとか言ってて世界観も古典映画っぽく適度にめんどくさい映画ファンを喜ばせそうな感じだ。攻殻機動隊SACに「映画監督の夢」ってエピソードあったけどそれっぽいよね。ゲームと映画はヒップホップとレゲエみたいなもんで芸術の中でも特に近しい親戚同士であると個人的には思っている。