12年前に起こった「犀華（さいか）ちゃん行方不明事件」の記憶をたどりながら、事件の真相を追究する。断片的な会話から、この言葉は誰が、いつ言ったのか？をパズルのピースのように並べ替えて繋ぎ合わせていく。どこかで話のつじつまが合わない、まさかこれは…では？と探ると話が次々と繋がるなど、推理によって少しずつ見えてくる。事件はなぜ未解決なのか、なぜ「終わらせないといけない」のか？全て繋がると明らかになる。

静岡県浜松市に住むドラゴン「ヒョウガ」と「マグマ」の2匹が、街にある不思議な城に迷い込むパズルゲーム。城内の部屋に入ると、ヒョウガとマグマは左右対称にしか動けない、その特性を利用して全ての水晶を取る。パズル以外でも、RPG仕立てのイベントや会話で楽しませてくれる。ちなみに、ヒョウガは静岡県を中心に活動する実在のドラゴン。「ジャグリングドラゴン ヒョウガ」で検索しよう。

操作はマウスだけ、やることは「押し出す」だけの落ち物パズル。落ちてくる縦・横・左右斜め計4色のセル（ブロック）をクリックするとその方向に増殖、連接するセルは押し出されてずれていく。これを使って同色を2×2以上の四角形に並べると消える。落ちた後も押し出せるのでセルを一度に移動させたり、並べると繋がった同色ブロックが全て消せるので、大量消去の一発逆転も可能など、特性を活かしたテクニックがある。

80年代のチェコが舞台。大手電力会社「Kvark」社の地下発電所で起こった異変の中で敵と戦い続けるFPS。解像度が低いポリゴン映像、ダークな世界の中で次々と襲いかかる敵との戦闘など、過去FPSのオマージュが随所にあって、制作側の「俺が好きなFPS」の姿が見える。だが、道中で突然人が出てきて襲ってくる、銃の弾がなかなか手に入らずすぐ弾切れ、セーブポイントも遠いなど、難易度は高い。

オーソドックスな横スクロール弾幕STG。タイトル通り、何と道中は「Kuso」が攻撃してくる（伏せ字になるので英字表記）。でも敵の色によって攻撃に特徴がある、ボスはデザインされたキャラなどSTGとしては真っ当。自機はパワーアップレベルと連動したエネルギー制、被弾でパワーダウンしてゼロでゲームオーバー。ボス戦では敵がやたら硬く、長時間の弾避けと共に被弾ごとに不利になる、独自のシステムが仇になってる。

学園を舞台にした恋愛ゲーム…ではなく、女の子と恋の戦いが繰り広げられるバトルゲーム。主人公は幼なじみのサモンが大好き、他の女には渡さない！と近づく女の子を相手に次々と戦いを挑む。その方法は、真正面から血しぶきを上げながら殴り合うのだった。バトルは進むごとに様々なシチュエーションや攻撃方法があるのでアクションゲームとして楽しめるが、勝つと相手を闇に葬ることもできるなど、展開があまりにカオス。

【無料】生活が不規則になりがちなゲームクリエイターにカロリーメイトの缶として栄養を届ける3Dアクション。缶は立てると安定するが速度が遅い、倒れて転がせば速く進むが不安定、これを使ってテーブルを登ってジャンプして隣の部屋に入ると…と、ゲームとしての攻略がある、演出もいちいち凝ってるし有名声優を使ってる。だが高難易度でゲームオーバーになると最初からやり直しなど、ゲーマーへの挑戦を感じる。

暗闇をさ迷う、迷路でバナナを探す、塔のてっぺんにいる飼い犬を目指して進む、ドアが大量にある場所をさ迷うが解法があるようで実はない。様々な場面で様々な人の「夜の夢」を描く。デベロッパー「Lu」氏のいつもの見せ方ではあるが、文字は一切出てこないなど全く異なるアプローチで、ゲームとしての見せ方や遊ばせ方を模索しているようでもある。

画面いっぱいに描かれた「猫」の中から特定のオブジェを探し出すゲーム。ほとんどは何かに隠れているが、例えば箱をクリックするとウサギの人形が現れる、猫をクリックで花瓶をひっくり返して卵が出てくるなど、どれを動かせば見つかるかを探る、ちょっとした謎解き要素になっていたり、ネコをクリックする度にニャーニャー鳴くのが楽しい。初期バージョンは高難易度だったが、ヒントが出る機能が追加されて遊びやすくなっている。