自動生成論理パズルローグライクという，一風変わったジャンルの作品。内容は，戦闘が得意な「ナイロ」と魔法が得意な「ネーサ」の2人組が，秘宝が眠るというダンジョンに潜り，宝箱からアイテムや資金を入手しながら敵と戦い，深部を目指すというもの。フロアに置いてある複数の宝箱から「ミミック」を見つけ出していくのがゲームプレイの軸となっており，ヒントに矛盾しない解答を導き出していくことが重要だ。

車を活用して隔離地域に発生する謎の超常現象から生き残るアクションアドベンチャー。プレイヤーは相棒のステーションワゴンに乗り込み，フィールドを探索しながら素材を集め，車を整備・改造していく。そうして，より困難なエリアへと進んで行くのがゲームの大きな流れとなっている。明確な戦闘が存在しないのも特徴で，「アノマリー」と呼ばれる超常現象をどう乗り越えていくかが，プレイヤーの腕の見せどころだ。

3Dで表現されたクォータービューの世界を舞台に，2Dのピクセルアートで描かれた個性的なキャラクターが一つの物語を紡いでいくクラフトRPG。舞台となるのは，ファンタジー世界“テラ”。暖かみのあるグラフィックスが特徴のひとつで，そこにドット絵のキュートなキャラクター達が違和感なく溶け込んでいる。バトルはタイムライン形式で，クラフト要素も充実。ゲームを進めれば，村づくりも可能だ。

工場による生産とタワーディフェンス，そしてローグライトの要素を融合した，新しいスタイルのストラテジーゲーム。プレイヤーは工場に設備を設置してヒーローを生産し，タワーディフェンスの要領で迫る敵を撃退していく。ゲームは繰り返しプレイでき，クリア時に獲得した経験値によって恒久的な能力が得られるなど，やり込み要素も十分。小さなヒーロー達がベルトコンベアで生産され，戦う様子も実に愛らしい。

“エンバーヴェイル”と呼ばれるボクセルで構築された広大な世界を舞台に，サバイバル，建築，クラフト，戦闘などを楽しむアクションRPG。広大なオープンワールドで構築された世界が舞台となり，冒険の拠点を建設し，フィールドを探索し，素材を集めて武器や防具を作っていく。ダンジョンやボスといったやりがいのあるバトルコンテンツもあり，オンライン協力プレイにも対応している。

錬金術をテーマしたシミュレーションゲーム。プレイヤーは錬金術師として店を構え，自分で調合したポーションを売って生計を立てていくことになる。本作ではレシピの代わりに「錬金術マップ」と呼ばれる地図を見ながら，ポーションを調合していく。同じポーションでも材料の組み合わせが何通りもあり，今ある材料をどのように組み合わせて目的のポーションを作るかを考えるのが楽しい作品だ。

自由な発想で芸術が楽しめるアーティストシム。スプーンですくった絵の具をキャンパスに投げつければ飛沫（しぶき）を表現できるし，絵をスポンジでこすれば“かすれ”させることもできる。バケツに入った絵の具をぶちまけてダイナミックさを表現してもいいし，部分的に水をかけてにじませてもいい。アーティストシムと言うだけあって，やりたいと思ったことは，だいたいできてしまう。

ネイティブアメリカンであるナバホ族に言い伝えられる伝説の怪物“スキンウォーカー”を狩るアクションゲーム。ゲームの目的は，夜のLongwind Valleyでスキンウォーカーを見つけ出し，これをライフルで仕留めること。スキンウォーカーもこちらを狙って動いており，ハンティングでありながらも「狩られる側でもある」という緊張感が常に付きまとう。

罠と守護神が守る自動生成型のダンジョンを攻略していくゲーム。よくあるパルクール系アクションゲームの1つだが，幻影による非同期のマルチプレイによって，複数のプレイヤーと擬似的な協力プレイが楽しめるのが，一番の魅力だと感じた。また，幻影はあくまでも“失敗例”であり，最後はプレイヤーの力で乗り越えなければならないというのも，よく考えられている。