This update focuses on one of the most requested improvements: faster battle pacing!
We’ve significantly reduced waiting times during combat for a smoother and more dynamic experience.
In previous versions, skill animations and effect displays could make the battle feel slow.
With this update, we’ve made several adjustments to make combat much more responsive.
▶ Behavior up to Ver. 0.1.2
Battles waited for all animations to finish before proceeding to the next turn.
→ For melee attacks, this included “attack → return to position.”Skill cards with multiple effects displayed each effect one after another.
→ e.g. Damage → Status Change.
▶ Improvements from Ver. 0.1.3
Battles now progress to the next turn right after damage animations finish.
→ No longer waits for the attacker to return to position.Skill effects are now displayed simultaneously.
→ e.g. Damage + Status Change occur together for faster action!Player turns switch earlier.
→ Turn transition happens before the card draw animation, reducing downtime.
This update focuses on improving the overall battle tempo.
Many players have asked us to make battles feel faster, and we’ve addressed that by shortening skill animation delays.
Enjoy smoother, speedier battles and explore the world of Viractal like never before!
Please note: some elements of this update are still in beta tuning. We’ll continue refining gameplay in future updates—stay tuned!
今作の登場キャラクターは「生」「老」「愛」など仏教でいうところの四苦八苦に苦しんでおり、死を望みながらも死にきれなかった中途半端な人物として間世に現れる。主人公「三津真央（みつ まお）」は、誰よりも”生”に固執する少女という設定だ。
彼女は「死んだら何もかもに負けたことになる」と考えており、CVを担当する高柳知葉氏の演技力と相まって異質な強迫観念を漂わせている。強い意志を持ちながら現世に向かうものの、とあるシーンで真央の感情が爆発する場面では、思わず涙が流れた。
そもそも、死から最も遠い感情を抱く真央が、どうして死を望む者しか訪れることのない間世の世界にいるのか。最初にビッケから説明を受けたときは腑に落ちないものの、物語を進めることで真実が明らかになる展開も目玉といえるだろう。
『ぎるぐる GiLGuL』の面白い点は、彼女たちが必ずしも現世に戻れるとは限らない部分にある。選択肢によっては死後の世界に旅立ち二度とパーティに戻ることはない。生存者や親密度によってエンディングも分岐するため、周回プレイで物語を深掘りできる点も魅力だ。
戦闘中に奪った拠点は全体にバフを与える重要な役目を担っており、いきなり本陣に切り込んでも返り討ちに遭う難易度に設定されている。とはいえ、経験値を稼いでキャラクターを強化すれば力押しもできるため、ゲームに慣れていない人も安心してほしい。
各キャラクターそれぞれ異なる性能を持っており、妨害や魔法攻撃に特化しているアグレッシブなキャラもいれば、味方や拠点を回復できるサポート性能を持っているキャラなどさまざま。操作していないキャラはオート操作になるため、安心して好きなキャラに集中できる点もポイントだ。
彼女たちを育てることで新しい技も解放されるので、じっくり育成して自分好みのキャラにカスタマイズしていく面白さもある。例えば、サポートが得意な「巽 美玖（たつみ みく）」で回復中心の構成を組み、味方を守る指示を出せば盤石な布陣で魑魅魍魎と立ち向かえるだろう。
豪華声優を起用したフルボイスのシナリオが目玉であることは間違いないとして、独自性のある「タクティカルパート」があることも覚えておいてほしい。なお、1周目をクリアするとバトルをスキップできるアイテムが使えるため、エンド回収時にはこのバトルを省くことも可能だ。
序盤の展開にヤキモキするかもしれないが、最後には綺麗に収束して腑に落ちる結末を迎えるので心配はいらない。願わくばあなたが、登場人物が皆で現世に戻れるエンドを見届けて涙を流してくれたらうれしい。